2024/09/28 15:47
実は裁断後、柄合わせで悔やみました。
動画はなるべくばれないように作りましたが
これから作られる方のご参考になるようここで公開します。
前身頃と後身頃の境目
つまり脇部分が中途半端になっております。
格子の線が二本あるのに、基準となる線を間違えたのです。
幸い左右対称にはなっているのでよしとして、、
というよりやり直す生地がないためこのまま進めました。

余談ですが、
洋裁出身の私は"柄は当然合わせるもの"くらいに考えていましたので
初めて格子の浴衣を縫ったとき
和裁の先生から着物は柄をずらして仕立てるのが主流と教わったときは目から鱗でした。
背中心と袖付け部分のことです。
縦に二色で染め分けている反物だとわかりやすく
どのような仕上げにするか考えるのは楽しそうです。
もちろん着物も揃えて仕立てるのもよいのですが
そのときは"着物は着物らしく"と考え、その浴衣はずらして仕立てました。
いずれにしても、
ずらすならずらす、揃えるなら揃えるが大事とおもうのですが
今回はどちらでもないただの中途半端になってしまったのが悔やまれます。
本題に戻ります。
ポケット
本当はわざと柄をずらして
ポケットの存在感を出そうと考えていましたが、
ただの裁断ミスにより、身頃の柄にピッタリあわせてでの仕上げになりました。
すっきりしたので結果的にこれでよかったとも思いますが。。

衿
何がベストなのかいまだにわからず。
すっきりするよう、縦の線は見えないようにしたのですが
見えたほうがよかったのかも。

以上、動画ではお伝えしきればい部分についての
製作後記 柄合わせ編でした。